bdfd 2003-2015

はてなダイアリー移行分

松尾スズキ「スズキが覗いた芸能界」

すいません、買ってないんです立ち読みです。後ろの方に磯Pとの対談があったので、そこだけ読んできました。かなり興味深い対談でした。「劇団の人はどうしても『芸能人』にはなれない」みたいな話題で、二人とも「TOKIOの松岡君はまさに芸能人だね」「立ってる場所が違う」「ミッチーも案外あっち側なんだね」とか話してます。で、結構衝撃的だったのが、磯Pの「私が若い男の子をそういう目的で使ってるって思われてるらしくて、自ら『僕、磯山さんならいいですよ。』とかすり寄ってくる子がいるのよ!ビジネスと割り切ってじゃなく、ちょっと恋愛感情も匂わす感じで…ってお前はキャバ嬢か!」みたいな発言。おいおいおい、そんな事言っちゃっていいんかい、と思いつつ、即座に頭の中で、「誰だ誰だ誰だそいつはーっ!!!」と色んな顔がグルグルと。うわーっ気になるよう!

ま、とりあえずそれは置いておくとして、それ以外にもドラマの裏話とか面白いですよ。今ドラマで殺人ていうと、「鈍器で殴る」ぐらいしかできないんだって。マンラブでも土井垣さんが車に轢かれた次の回から、車のスポンサーが降りたらしい。テレビドラマってほんと規制が多いんですよね…。ドラマだけじゃなく、バラエティも最近はうるさいそうですが。バラエティの話で、お笑いの人は番組のギャラ単価がもの凄く高いので、俳優なんかより全然稼ぎが良く、大物は大抵同じスタッフとしか仕事をしないので、基本的に楽。田村正和さんなんかの方が、よっぽど安いギャラで、大変なスケジュールで、毎回違うスタッフや共演者と合わせて、って大変な事をしてるって言ってました。

あとなんだっけな、今は顔がいい子は大抵中学生くらいでスカウトされちゃってるから、二十歳から芸能人になろうとしても無理、とか、光GENJIはあまりにも素行不良だった為にあんなんなっちゃったけど、それを見ていたTOKIOSMAPの子達はちゃんと二の足踏まないよう学習してるよね、とか、現在芸能界を牛耳ってる大手芸能プロは社長が皆60代だから、その人達が死ねば芸能界変わりますよとか、磯P、TBS社員なのにそこまで言っていいんかい…って感じで、とても面白かったです、はい。でも買わなかったんだけど。