「ジャニヲタ 女のケモノ道」
- 作者: 松本美香
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (94件) を見る
特に前半は、ユリイカの「文化系女子カタログ」(2005年11月号)がベースになってます。ああ、この頃はまだ「本人不在の誕生会」に驚いたりして、「他人事」として読んでたのになー。もちろんジャニヲタの当事者は、「わかるわかる!」と激しく頷きながら読めますし、基本的にはレクチャーの形になってるので、全く部外者な方でも、かつての私のように楽しめると思いますよ。モーヲタの人とかだったら、かなり共感できるんじゃないかな。ジャニヲタとモーヲタの合コンレポ、なんてのもあってこれが面白い。ただ一つ文句を付けるとしたら、著者近影の写真は他になかったんすか!っていうw実物はもっと全然かわいいのにー。
私がもつまさんの文章を好きなのは、どんなにクソミソに貶してあったとしても、絶対不快にならないところ。ジャニだけでなくドラマや映画のレビューでも、根底に深ーい愛情を感じるし、あれだけ熱いのに結構客観的なんですよね。今は「事務所担」というもつまさんだけど、もちろんお気に入りの子やグループもあるはず。でもちゃんと皆平等に、いいものはいい、悪いものは悪い、ってスパっと斬ってるとこが好き。いい男がいるとなったら、ジャニ以外の俳優でもスポーツ選手でも、すかさず生(舞台挨拶とか試合とか)見に行っちゃうとこが凄いよね。私は腰が重い上に、一つのモノにハマると他は全然見えなくなっちゃうから、フットワークの軽さが羨ましいです。先輩、これからもジャニヲタ道のレクチャーお願いします!
P.S.結局NEWSコン鹿児島は行ったのかなあ?