bdfd 2003-2015

はてなダイアリー移行分

まちマスを観て

23日三部(初回)と25日三部に入りました。具体的なレポじゃなくて、見終わって感じた事、になっちゃった。これ見てない人にはあんまり通じないかもしれないなあ…すいません。内容に関しては、他のブログ等を当たっていただいた方が。あ、ネタバレはバッチリありますのでご注意を。
 
 
 
意外にも、テゴラジとフォーマットがほぼ同じでした。構成演出の方も別だったんで、もっと全然違うものになるのかなーと思ってた。具体的に言うと、「グローブ座に入ってくるまっすーの映像→楽屋のドアを開ける→舞台に登場」「小さい頃の写真紹介」「メンバーがVTRに登場して会話する」「合間に歌を挟む」「楽屋で普段やってるような芸披露」「辛かった思い出話→泣かせる歌という流れ」「舞台を出た後のVTRで終わり」*1という辺り。なので両方見た者としては、どうしてもついつい比較してしまうというかですね。比較と言ってもどっちの出来が良かったとかじゃなく、まっすーとゆうや自身についてなんですが。

逆にテゴラジと一番違う点は、「ぶーたん」と会話しながら進行していく、という所ですよね。やっぱまっすーはツッコミ役がいないと、あの独特な間のボケに客が取り残されちゃうんだろうなwゆうやはとにかく最初から超ハイテンション押せ押せで、そのパワーに客も無理矢理巻き込まれて行くって感じだったけど、まっすーは例の如くストップザ増田連発して、会場も一瞬「…」ってなった後、「やーだーまっすーかわいいー」ってほんわかする、みたいな。これラスケーのCM見ててもよくわかると思うんですよ。とにかく終始カメラをガン見して、ガツガツ踊りまくってるゆうやと、敢えて踊らずに一歩引いて変な事やって、それが逆に目立ってるまっすーっていう。ほんと正反対な二人で、今更ながらテゴマスって面白いなーと。

今回の舞台のテーマは、「増田貴久とはどういう人なのか」という紹介、みたいなものなのかな。私は「敢えてはずす」まっすーの美学、みたいなものを凄く感じました。本人が自分のキャラや魅力、ファンが何を求めてるかっていうのを的確に理解していて*2、リーダーみたいな隙のない王子路線ではなく、大食いキャラとか奇抜なファッションとかルックスの自虐ネタとか、ちょっと違う方向からのアプローチが、グループの中での個性を際立たせてますよね。恐らくテゴラジ同様、本人がかなり意見を出したと思われるんですが、「まっすーのセールスポイントを次々紹介していく」的な内容で、自ら「かわいこぶりっこ」「笑顔」「ファッション」*3「歌」「ダンス」「筋肉」「泣き上戸」…なんてヲタのツボををちゃんと押さえてるとこに、増田プロのプロたる所以を感じましたね。だからと言って変に媚びてるようには全然見えないし、結局一周回って(まっすー曰く360℃?w)「アイドルらしいアイドル」になってる気がするし。

そう、なんだかんだ言って、まっすーってすげー正統派なんだよね。歌もダンスも演技も上手いし、ジャニ入りからの軌跡を語るコーナーでは、苦労話というよりは、いかにエリートだったかって改めて知った感じ。私、もちろんまっすーのほんわかしてかわいいところ大好きなんですけど、たまに見せるドSっぽさに凄くそそられるんですよ。サヤエンドウのジャケ写で扱いが悪いってぼやいたり、小学校の時は運動会のヒーローだったって自慢したり、そりゃいくら親しみやすいキャラだって、国民的超人気アイドルなわけですからね!チラっチラっと「オレ結構凄いんだぜ」っぽい自尊心が見え隠れする辺りに、妙に男を感じてしまいましたw多分ほとんどの人は「まっすーかわいいー♥」って感想だと思うんだけど、私は「仕事人増田」を改めて認識した舞台だったなー。

*1:これは変更したみたいですが

*2:多分NEWSで一番だと思う

*3:四回(昨日は三回に減ってた)も着替えをする