「うそうそ」読了

うそうそ しゃばけシリーズ 5

小説の感想と、ドラマへの妄想です。ネタバレですので、内容を知りたくない方はスルーして下さいねー。
　
てっきり次は「ぬしさまへ」の短編が中心になるのかと思っていたら、いきなり飛んで「うそうそ」。「ねこのばば」も「おまけのこ」も、短編集なんですよね。で、「うそうそ」は久々に長編で、しかも若だんながお江戸を飛び出して大冒険する、という。派手なシーンも満載なので、確かに映像向きなのかも。ただ撮影は大変だろうなあ。ロケも多そうだし、アクション満載だし。肝心のストーリーは、正直あまり上手くないかなと。登場人物多すぎるよね。話があっちこっち飛びすぎて、ちょっと散漫な感じ。あと緊急事態だからわざとそうしたって事だけど、手代二人が若だんなをほったらかしにしすぎで、かなり違和感がありました。大体最初の船で、黙って消えちゃうっていうのがあり得ないし。二人ともあまりに態度が違うので、誰かが化けてるのか？と何度も思っちゃった。ただ細かい部分では、これでもか！というほど萌えシーンが満載で、これはほんっとに楽しみでしょうがないです。一番好きなのは、湯治に行くまでの長崎屋でのやりとりかなあ。生まれて初めて旅行に行ける！ってワクワクしてる若だんなが、きゃわすぎてもう。あとは仁吉に二人羽織のようにおんぶされてる若だんなとか、お比女ちゃんを笑わそうと、変顔をする若だんなとか、絶対やって欲しいなー。今回一時期兄や達とは別れちゃうので、松之助との絡みも多くていいっすね！

ところでフジに載った出演者情報では、前回からのレギュラーメンバーに加えて、「中村俊介・升毅・柏原収史・日向ななみ・中村扇雀・古谷一行（特別出演）」という名前があります。これキャスティング予想すると、恐らく「俊介…勝之進、升…新龍、柏原…孫右衛門、日向…お比女、扇雀…神官、古谷…山神」って感じじゃないかなーと。日向ななみって、ホットマンの山内菜々ちゃんが改名してたんだね。やべー、すごいかわいいだろうなあ。原作では栄吉は登場しないけど、恐らく冒頭辺りで餞別持って来たりするのかな？鈴彦姫や屏風覗きも、それなりにシーン作るんでしょうね。ところで「湯治」と聞いて一番期待してたアレが、原作では最後の最後まで出てこないんですよ！！んなバカな！でも若だんなの入浴シーンは、由美かおる同様お約束になるって私が決めたんで（…）、最後にでも温泉につかるシーンがあるって信じてますよ！私、必死すぎますか！