bdfd 2003-2015

はてなダイアリー移行分

流星の絆#1

あくまでもにしきどファンというよりは、クドカンファンとしての感想です。私の中ではそっちの方が歴史古いしねwそもそもドラマレビューとかやるようになったきっかけは、木更津だったわけだし、それがなければジャニヲタにもなってなかったからなあ。
 
まず最初に思ったのは、「原作読んでなくて良かった」ってw読んでなくても、明らかに全然別物なんだろうなーというのがアリアリとわかったので、これはまっさらな状態で見た方がいいかもなと。実は既に、犯人は知ってしまったんですよ。まあこれだけネットしてるんだからしょうがない。でもドラマ見たら、犯人だけわかっても、動機やら何やら、まだまだ謎だらけなので、これから少しずつ解き明かされていくのがすごく楽しみで。とりあえず今疑問なのは、なぜ功一はハヤシライスを作らないのか?という事と、事件の夜に疲れた表情をしていた母親、キャナメはどう関わってくるのか、三兄弟はどうやって犯人を知り、復讐するのか、そしてジョージさんはカレー屋やったり施設?やったり、何者なのかって事w多分もっともっと、細かい伏線はあるんだろうなー。

初見では三兄弟のコミカルな掛け合い部分が、今ひとつ噛み合ってないような気がしたのね。特にボスは、どうしても「りょーちゃんが標準語であんなセリフをポンポン言って!」みたいな見方になってしまって。でも二回見たら、初回よりちゃんと役として見られるようになったのか、全然違和感なかったです。そう言えば木更津も、最初は若い子達がぎこちない感じがして、しっくり来なかったんだよなあ。でもクドカンの場合、回が進むごとに役のキャラがどんどん立ってくるし、色んなお約束みたいなのも出来てきたりして、絶対楽しくなってくるはず。ドラマ二回見て、また見直したい!なんてなるの久しぶりだなー。しかも二回目の方が面白いんだもん。

私は木更津でも7回(氣志團がゲストの回)が一番好きなぐらいなので、昨日のもホストのところがお気に入りですwでも今までのクドカンドラマに比べたら、あれぐらいまだおとなしい方だよね?小ネタも少な目だったし。詐欺部分がお兄ちゃん脚本でドタバタ、っていうのは、毎回のお約束になるのかな。木更津でいう泥棒パートみたいな。クドカンが「殺人事件の遺族でも、普段はくだらない事言ったり笑ったりしてるはず」(うろ覚え)みたいな事言ってたらしくて、それって木更津で余命わずかなぶっさんに、「めんどくせえ」って言っちゃうのと似てるよね。いくら復讐を心に誓ってるからって、魔王の大野君みたいに、綺麗にライティングされた「呪いの部屋」みたいなの作って、毎日じとーっと写真見つめたりしてないだろうとwいや、あれはあれで、現実離れしすぎてて面白かったけどさ。コメディパートがとってつけたように見える人もいるかもしれないけど、その部分がくだらなければくだらないほど、後から救いようのない悲しみが、じんわりと襲ってくるんだよね。

正直、ニノとボスと戸田ちゃんが揃ってると、まだ兄妹っていうより、ちょっとエロさが滲み出ちゃってる気がするんだけど(泰輔と静奈が一緒に住んでるのとかなんかモヤーっとする)、子役パートをちょくちょく挟む事で、大人三人もちゃんと兄妹に見えてくるから不思議。また子役が上手いんだなこれが。齋藤隆成君おっきくなったねえ。おしゃまで泣き虫で甘えん坊な妹を、かわいくてしょうがないお兄ちゃん二人っていうのが、すごく伝わってきた。しかし今出てる人達には全然文句はないけど、やっぱりここ1年ぐらいで、ドラマのキャスティングって薄くなっちゃったよね…。ブラッディマンディ見ても思うけど、脇の中堅〜ベテランクラスが、前はもうちょっと豪華だったと思うんだけどなあ。タイドラとか思い出してもね。制作費削減されてんだろうなあ。

とりあえず初回から100点満点!ってわけではなかったけど、今後ものすごく面白くなっていくだろうな、というのは確信しました。まあそんなのいつもの事だしね。これから毎週、金曜日が待ち遠しくてしょうがなくなるんだろうな。やっぱりリアルタイムで見るクドカンの連ドラは、格別ですね。後でまとめてDVDで見るなんて、楽しさを半分放棄してるようなもんだと思うな。