bdfd 2003-2015

はてなダイアリー移行分

「誰かが私にキスをした」

試写会に続き、2回目3回目を見てきました。まだ前売三枚持ってるんだけどさw、でも全然楽勝、もっと見られるよ。ほんと好きだもんこの映画。というわけで、今日新たに発見したこと、感じたことなど。かなり細かいとこまでネタバレがありますので、これから見る人は読まない方がいいと思います。あ、パンフは絶対買い!すごく細かく色々載ってていいですよ。但しこれまたネタバレ写真満載なので、上映後に見た方がいいです。
※ちょっと追記しました。14:44

  • 最初の写真撮るシーンでもう、「これ好き!」ってなる。ここでこれは邦画じゃありませんよっていうのが、ちゃんと伝わるんじゃないかな。
  • そしてとにかく全編流れる音楽が、ジャニにハマる前に聞いてた好みにドンピシャすぎて。パンフにリストが載ってて嬉しい!でも知ってるバンドなかったなあ。最近全くギターポップなんて聞いてないから、しょうがないんだけど。
  • ミライの胡散臭い喋りは、受け付けない人は全くダメだろうなとは思うw
  • 試写では見逃していた事もいくつか。授業で宇宙っぽい映像を見ているシーンで、ナオミがミライの手を握るフラッシュバックが入ってるのね。プラネタリウムの。でもあれじゃーわかりにくいよ!
  • ゆうや推薦のw、例のシーンは、やっぱりさらっと流しすぎてて不満です。いきなりどアップでチューするとこだけだから、プラネタリウムだとか全然わかんないし。ちゃんと「二人でプラネタリウム見てたら、なんとなくロマンチックな気分になってなぜかチューしてしまった」→「そして気まずい二人」ってとこまで、わかりやすく入れて欲しかった。
  • 試写ではあまり感じなかったんだけど、若干冷静に見てみると、やっぱり原作を読んでない人には、ナオミの心情がわかりにくいかなーとは思った。一つ一つのシーンにあまり余韻がなく、いきなり別の展開になってるっていう感じ?ナレーションとかもうちょっと入れれば良かったのかな。
  • でも私も一年以上前にさらっと読んだきりで、ほとんど内容忘れちゃってる感じだけど、全然補完できたからね。とにかく原作読んでない人は、読んでからもう一度見るべし。(マンガじゃなくて小説の方)
  • ロスの空港のシーン、運転席のユウジと、車から降りるナオミの後ろ姿は、明らかに別人w二人ともすごく忙しかったし、ロケ行くヒマはなかったんだろうね。多分ナオミが帽子かぶってるのもそのせいかと。
  • ナオミの方は、体型まで似た人をよく見つけて来たなーと思っていたら、ミライが入院してナオミが編集部で働いてるシーンで、ナオミそっくりの後ろ姿の人に、ファイル?を渡してすれ違うシーンがあるの。多分この人が代役!だって衣装もほとんど一緒だもん。絶対これ狙ってますw
  • わからないのが金魚wあれ、シドは死んだって事?浮いたりしてなかったのに。ユウジに貰った金魚が死んで、トイレに流す→気持ちが離れた事の暗喩?と思ったけど、あれってまだラブラブ真っ最中なんだよねー。うーむ。原作にあったっけ?このエピ。
  • ユウジミライユミのセリフ、噛んだりイントネーションがおかしくて、若干何言ってるかわかりづらいとこあり。日本人監督だったら、多分撮り直してるんだろうな。
  • てかゆうやはちょいちょい、アクセントつける場所がおかしいんだよね。他のドラマでもそうなんだけど。
  • 一番冷や汗が出たのは、食堂でナオミに英語で話しかけるシーンw
  • でも長野の帰りの、ハンバーガー屋?のシーンは演技がすごく自然で良かった。あそこ大好き。総じて後半が良い。順撮りだったのかな?
  • 長野に行くくだりは、電車の中から帰ってくるまで、全部素晴らしい。ナオミが「実は記憶が戻ってたの」「でもユウジが好き」とかほざいてる時の、ミライの表情もいい。
  • しかしミライ、「人が足りないからさ」ってイヤミ何回も言いすぎw
  • 全体的に鼻の穴が気になるwあとプロムパーティーでナオミが撮った写真のアイフレームの一枚が、微妙な写りだったw
  • 監督が絶賛している「音楽的な声」、ほんっとにいいんだよねーしみじみ。個人的に「ウィニー」って言う時の鼻にかかった感じがたまらないw
  • ウィニーと言えば、カイリーたんはやはり清水ミチコ似でしたがw、演技はなかなか上手いですね。嫉妬混じりの表情とか、ミライと写真撮って、ナオミに「フフン」て顔するとことかいい。
  • あの「ナオミ先輩」つってた男の子ってどっかの俳優?あんま上手くはなかったけどw
  • イヤーブックを一緒に見るナオミとミライ、すごくいい雰囲気だよね。あそこはアドリブかな?ゆうや素っぽい。
  • 結婚式の時電話してるミライが、めっさイケメン。全体的に情けなかったりかわいらしかったりって感じのミライだけど、このシーンはほんとかっこいい。
  • 冬休み明けぐらいの時、ミライのおでこにニキビがあるw
  • かなり微妙なファッションのミライ君ですが(ってポリシー持ってあれなんだよ一応)、アップ多用であまり引きのシーンがない為、まだ「あちゃー」度が低いような気がします。別撮りが多かったせいか、ほんとにアップの切り返しばっかりなんだよねw真希ちゃんはまつげが長くて羨ましいー。松ケンはすきっ歯なんだねw
  • 最初に見た時、ミライがあまりにも魅力的で、めっちゃ嬉しかったんですが、今日見て真希ちゃんや松ケンも、それぞれすっごくいい所を引き出して貰えてるなーってしみじみ思いました。この監督、そういうとこ何気に凄いと思う。一応全員の出演作見たとは言ってたけど、それだけでゆうやの事、「人に愛される能力がある」なんて見抜いてて。
  • この物語の登場人物って、それぞれ難ありじゃないですか。それをちゃんとぴったり来る役者さん充てることによって、みんな愛すべきキャラになってる。ビッチとも取られかねないナオミには、中性的で堅そうな堀北さんを。昼ドラに出てきそうな薄っぺらいユウジに、ちゃんと深みを持たせる芝居のできる松ケンを。粗野なエースに、知的さと繊細さのあるアントンを。そしてやたら僻みっぽく、イヤミばっかり言って、胡散臭いセリフばかりペラペラ喋るミライには、憎めない愛らしさのあるゆうやを。
  • 例えばナオミ役が北○景子や吉○由里子だったら?とか考えると、ほんとに絶妙なキャスティングだよなーと感心します。アイフレームとかもいいけど、私はこの監督の、何よりそこが一番すごいと思った。あと音楽のセンスねw

<ここから追記>

  • イヤーブックのミライの書き込みは、明らかにゆうやの字ですよねー。ローソンのイヤーブックにも、あれがあったら良かったのに…。
  • 撮影当時、エキストラに参加した方がレポを下さったのですが(その節は本当にありがとうございました…ってもう見てないかなw)、それがナオミが髪切って、初めて学校に行ったシーンで。ミライが「ジーザス!」と言っていたと教えて頂いた時は、「絶対見たら爆笑してしまう!!」と危惧していたのですが、案外軽い感じでさらっと言っていたので大丈夫でしたw髪を撫でるところでは、監督に「積極的すぎる」とNG出されてたらしいwおまww
  • ウィニーたんがミライにキスして手繋いで去るところ、すごいガニ股でいかすw
  • 最後の方で写るイヤーブック編集部員?の子が、小さい頃のまつじゅんに似ている。
  • ゆうやの鼻の穴は気になるけど(しつこいw)、ぷんすかするシーンがすごく多いのに、いつもみたいに目むいてるっていう印象はなかった。これってメガネかけてたからかな?そこまで計算してたとしたら、監督すごすぎるけど。